広島後見制度支援センター

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ごあいさつ

代表者あいさつ

 広島後見制度支援センターは、弁護士、司法書士、社会福祉士、税理士の4専門職により運営される一般社団法人です。それぞれの専門職が、その専門性を発揮し、かつ、互いに協働しながら、後見人、保佐人、補助人などの業務にチームで取り組んでおります。このように、4つの専門職によって運営され、後見業務等についてチームとして取り組む法人は、広島県内においては唯一であり、全国的に見てもユニークな法人と思われます。

 広島後見制度支援センターは前理事長である小田清和弁護士の呼び掛けにより2012年に設立されましたところ、幸いにして関係機関のご理解をいただき、これまで数多くの案件について後見人等に選任されてきました。また、社員数も2022年現在にて80名近くとなり、活動エリアも、広島、福山、三次、呉、尾道など広範囲に及んでいます。

 もっとも、広島後見制度支援センターは、社員数の増加や活動エリアの拡大を目的とするものではなく、設立趣意書にありますように、判断能力の低下等により支援が必要な方々に対して、後見業務を通じて適切な権利擁護支援を行うことを目的としています。そのため、後見業務の質を向上させるべく、法人内にて定期的な研修を実施したり、困難な案件についての支援体制を整えるなどの取り組みを行っています。

 さて、広島後見制度支援センター設立の数年後、成年後見制度利用促進法が施行され、2022年度から第二期となる成年後見制度利用促進基本計画(第二期計画)が実施されることになりました。第二期計画においては、成年後見制度の利用促進につき、「地域共生社会の実現に向けた権利擁護の推進」や「尊厳のある本人らしい生活を継続できるようにするための成年後見制度の運用改善」等が基本的な考え方及び目標として示されています。広島後見制度支援センターは、このような考え方及び目標を念頭に置きつつ、当センターの特徴を生かしながら成年後見制度の利用促進に少しでも貢献していきたいと考えております。

(一社)広島後見制度支援センター
理事長 坂下宗生